こんにちは。郵便局員ブロガーの郵便太郎です。
今回は、遅ればせながら最近読破した、『バカとつき合うな(堀江貴文/西野亮廣)』について紹介していきたいとおもいます。
言わずと知れた起業家の「ホリエモン」こと堀江貴文と、
芸人でありながら、起業家、オンラインサロンオーナー、絵本作家などとして活躍されている、キングコングの西野亮廣さんの共著です。
この本、素晴らしい内容とともに、郵便局員には刺激が強すぎました。笑
というのも、出てくる「バカ」が、ほぼ全て郵便局員に当てはまるからです。
次から次へと登場する「バカ」が、具体的に思い浮かぶのが面白すぎて、数時間で一気読みしてしまいました。

自分も一部当てはまります・・・
ビジネス本として、また人生に迷った時の参考になる本として、最初から最後までとても素晴らしい本なので、概要と感想を紹介していきます!
・本書の「バカ」に会いたければ郵便局に行こう
・気づかずに自分がバカになっている可能性があるので注意
前々から有名になっていたので、もちろんタイトルは知っていたのですが、かなりお勧めできる一冊です。
というわけで、簡単な概要と、本書の中の「バカ」が、「郵便局でどのように生息しているのか」を交えて内容と感想を説明していきますので、興味がある方はぜひ本書を手にとってみてください。
『バカとつき合うな(堀江貴文/西野亮廣)』概要
『バカとつき合うな』の概要は以下の通りです。
・主に、サラリーマンに多い人種を例に挙げている
・これからの社会で生きていく方法がわかる本
特に、本書の中で大きな割合を占めているのは、二人がいろんな「バカ」を解説している部分です。
そして、冒頭でも述べたように、郵便局で1週間でも務めたことがある人にとっては、ほぼ全ての「バカ」に遭遇したことがあると思います。
以下では、「郵便局で見たことがあるバカ」という視点で、この本に出てくる「バカ」を紹介していきたいと思います。
郵便局にいる「バカ」①:人と同じことをやりたがるバカ
これは、郵便局に限らず、世の中の会社のどこにでもいるのかもしれません。
本当に多いですよね。
「みんな、こうやってやってきてるからさ・・・」
「去年は、こうやってるからね・・・」
「決まりでこうなってるから・・・」
何回聞いたことでしょうか。よく耳にしますよね。
でも、これらって、結局最初に誰かが決めただけのことで、別に法律で決まってるわけでもないし、効率的な方法があるなら、やり方を変えるのになんの問題もないですよね。
ただ、これまでの学校教育だったりで、「決められたことをやる」ことが正しくなりすぎて、そこに疑いを持てなくなっているんですよね。
郵便局でも、

この配達順路じゃなきゃダメだよ~~
っていうバカがいます。
明らかに遠回りだとしても、です。
で、それ、なんで変えちゃいけないの?
と、質問すると、

昔から決まってんだよ!
これで終わりですね。
完全に思考停止しています。その「決まってる配達順路」で配達されることを誰が望んでるんだ、っていうね。
お客さんも早く届いた方がいいでしょうに。
やっぱり、この固定概念を変えるには、学校教育や、社内風土を変えていくしかないのではないかと思います。

郵便局だと、変えようとするといじめられて終わりますね。
郵便局にいる「バカ」②:我慢を美徳にしたがるバカ
これは、郵便局員の多くに当てはまるんじゃないでしょうか・・・
郵便局員で例えるなら、自爆営業をする局員なんかが当てはまりますね。
「俺なんか、こんなに自爆営業したぞ」って。むしろ自慢している人もいますよね。
いや、それって自分でしてるだけですよね。
別に成績がどうなろうが、死ぬわけでもないし、安い給料を自爆に注ぐ意味がわからないですが、実際周りの圧力に負けて、自爆営業をしてしまう社員は多くいます。
私は成績など、どうでもいいので自爆はしませんが・・・・

それもどうかと思いますよ
また、郵便局という会社で言えば、働いていること自体が我慢みたいなものですね。
自分も、同期なんかに会うと
「いや~、仕事きついね・・・」
「給料安すぎるよな・・・」
みたいなことばっかり言ってます。
じゃあやめろよ、っていう。
めっちゃ頑張れば、楽な仕事や給料の高い仕事に転職だってできるはずなのに、我慢している。
これって、我慢する自分に満足しているだけなんですよね。
現状打破しようとしていない。
やっぱり、我慢するんじゃなくて、嫌だったら自分でなんとかするしかない。
それにつきます。
よし、文句言うのをやめて、抜け出すために、まずは行動し続けましょう。
郵便局にいる「バカ」③:付き合いを強要するバカ
これも、日本の社会ではよく見ますよね。
「今日、こんなことがあってさ、我慢できないから呑み付き合ってよ」
いや、知るか。って感じですよね。
でもこのバカも、ほんとうに多い。
私はこう言う誘いは断っている(だから局員に友達がほとんどいない笑)ので、もはや誘われもしないですが、こういうバカに付き合うのは本当に時間の無駄です。
なぜその人の愚痴を聞くために、自分の大事な人生を献上しなければいけないのでしょうか?
これは、最近思うことなのですが、
「時間は、本当に貴重」です。
当たり前ですが。
でも、これを意識しない人は結構多いと思います。
ですから、こういった、
他人の誘いに付き合うということは、自分の命を捧げているのと同じです。
ですから、自分で「命を捧げてもいいな」と思える友人だったり、家族だったりに自分の時間を使うのが、有意義な人生だと思います。
少し大げさかもしれませんが、このように考えると
会社というのも、自分の人生を捧げているのと同じです。
そうすると、「会社で奪われている時間」以外の時間の貴重さがわかって、自己投資をするモチベーションになったりしますので、オススメです。
郵便局にいる「バカ」④:1つの仕事でやっていこうとするバカ
あー、これは耳が痛いですね。
自分も、最初は

郵便局なら、潰れないし・・
と思って郵便局に入ったので、全く同じ思考です。バカです。
郵便局みたいな半官半民の会社だったり、公務員は、ほぼこの思考なんじゃないかと思います。
しかし、今は郵便局でもゆうちょでもかんぽでも不正が出てきていて、この先どうなるかわからないし、そもそもこの移り変わりの激しい世の中で、1つの仕事で得られた知識や経験で、ずっと生きていけるかどうかはわかりません。
だったら、「時代に合わせて仕事を変えていける、行動力」がある人の方が、絶対に重宝されますよね。
そもそも、20年後とかに、配達しかやってこなかった人が、どの社会に需要があるんだろうっていう。
それに気がつくと、会社がどうこうの前に、個人として何かスキルを身につけていかなきゃまずいな、ということに気がつきます。
郵便局にいる「バカ」⑤:無自覚に人の時間を奪うバカ
はい、出ました、「時間を奪うバカ」です。
これ、意識している人としていない人の感覚が一番大きところだと思います。
例えば、先ほどの「呑みに付き合わせるバカ」もそうですが、
・電話してくるバカ
・すぐ会おうとするバカ
など、世の中にはこのタイプのバカって多いですね。
これについて、『バカと付き合うな』の中でホリエモンがかなり的確なことを言っていて、
「このタイプのバカはサラリーマンに多いように思う。その理由は、会社に勤めている時間というのは、彼らからすると、会社に捧げている時間であるから」
確かにその通りです。
勤務時間は、「会社に捧げている時間」ですから、その時間はもう捨てているようなもので、すでに無駄にしているのだから、無駄な電話をしても、している本人は気にもしていない、ということですね。
気をつけましょう。
郵便局にいる「バカ」⑥:善意なら何でもありのバカ
これもよくいます。
本書の中では、「被災地に千羽鶴を送るバカ」が取り上げられていますが、
郵便局だと、

残業代を稼がせてやるから、これやっといて~
という社員なんかが当てはまりますね。
いや、こっちは別に郵便局の残業代欲しくねえよ、っていう。
おそらく、その社員の頭の中では、
「残業代=生活費」という思考が定着しすぎていて、
郵便局で働いている人全員が残業代を生活費として捉えているのではないでしょうか。
私は、残業しなきゃいけないくらいなら生活費を切り詰めて、残業する時間を自己投資に当てた方がましだと思います・・・
郵便局だと何歳になっても、時給数千円で働くことになりますからね。
なかなかこの辺りの思考が受け入れられないので、そういう人とはなるべく関わらずに仕事だけさっさと終わらせた方がいいです。
『バカとつき合うな(堀江貴文/西野亮廣)』まとめ
さて、これまで本書に出てくる「バカ」を、郵便局に存在する、様々なバカに合わせて紹介しました。
・本書の「バカ」に会いたければ郵便局に行こう
・気づかずに自分がバカになっている可能性があるので注意
郵便局で働いていない方からしたら、
「本当にそんなやついるのか?」と思う内容もあったかもしれませんが、実際に私が会ったことがあるバカばっかりです。
郵便局員の方は、こんなバカにあったら、自分の時間=人生を奪われるだけなので、速やかに離れましょう

読んでいただき、ありがとうございました。
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