【不正問題】かんぽ生命の保険販売が9割減る?郵便局員が内側から解説

日常
「スポンサーリンク」

こんにちは!郵便太郎です!

本日、ニュースで「かんぽ生命の保険販売9割減!?」というニュースがありました。

私自身、郵便局に勤めていながら、郵便系の社員である事もあり、郵便局の金融部門のニュースはよく理解していませんでした。

 

かんぽ生命 保険販売が9割減 投資信託販売も3割下回る - 毎日新聞
 かんぽ生命保険の7~8月の保険販売が計画比で9割程度落ち込んでいることが明らかになった。保険商品の不正販売問題の発覚と、その後の営業自粛が影響しており、郵便局で積極的な販売を控えている投資信託の販売も3割程度計画を下回るなど経営への影響が拡大している。

 

ですので、自分の理解を深めるとともに、他の方にも理解して頂くために簡単に説明していきます。

※今回被害に遭われた方には、一刻も早く会社から誠意ある対応がある事を望みます。

 

この記事が言いたいこと
・「新規契約」が計画から9割売れていない
・が、もともと既存契約の収入が9割以上を占めている
・すぐにどうこうなる話ではない
・とはいえ、既存顧客が減ってきたら厳しい
・個人的には、ボーナスがカットされると予想
・見越して対策をしておく事が重要

 

以下で、ニュースの概要と経営、我々の給料への影響を説明していきます。

 

郵便 太郎
郵便 太郎

これを機にみんなで勉強していきましょう。

 

「かんぽ生命の不正問題で契約9割減」報道の経緯・内容を解説

かんぽ生命不正販売報道の経緯

そもそもこのニュースの発端となったかんぽ生命の不正問題はどういった経緯なのでしょうか?

かんぽ不正問題の経緯
6/24 かんぽ生命 不適切販売が発覚
6/28 かんぽ生命が不利益販売事例を公表
7/7  かんぽ生命が二重払いを確認していた事を公表
7/12 かんぽ生命、日本郵便 8月末まで保険営業を自粛
7/28 かんぽ生命のノルマ廃止へ
7/30 不適切契約 過去5年で18.3万件に
7/31 かんぽ生命 全3000万件契約内容調査
8/6   かんぽ生命 保険料返還 2年で1000件
8/30 かんぽ生命の新規契約が9割減(←New!!

 

なかなか話が大きすぎて、配達している実からすると頭に入ってきづらいですが、簡単に言うと

 

①騙して保険販売
②保険の営業やめる
③調べたらたくさん不正してた
④全部の保険見直す
⑤めっちゃ新規契約減る(←いまここ

 

こんな流れです。

不正の内容や、会社、給料への影響については以下で説明していきます。

 

かんぽ生命の不正問題の内容を解説

不正の内容は、大きく以下の2つです。

①二重契約:保険を二重に加入させて手当をもらう
②無保険:既存契約をやめさせて、半年空けて別の保険に入れる

 

どちらも、今の契約があるのに新しい契約をしていたり、契約がない期間が発生してしまったりと、通常保険に入っていたら起こりえない現象が起きてしまっている訳です。

 

この理由は、「募集手当」と言われる保険販売の手当です。

既存契約と、新しい契約の間の期間が短いと、「新規」ではなく既存からの「乗換」とみなされて、この手当が減らされてしまいます。(一説には半額とも)

 

なので、それを嫌った保険営業の社員は、「既存契約」と「新契約」をかぶらせたり、間を空けたりして「乗換じゃなくて新規契約ですよ〜」って事にしていました。

郵便 太郎
郵便 太郎

これは会社の制度が不正を助長していた気がします。

 

かんぽ生命の不正で保険契約が9割減!会社への影響は?

会社への影響
・新規契約の収入はほぼ見こめなくなりそう
・とはいえ、既存契約の保険料収入が9割以上を占めているの
・すぐにどうこうはないが、既存が減ってくるとヤバい

まずニュースの内容を整理しておくと、「7月以降の新規契約が計画比で9割減っている」という内容なので、注意が必要です。(契約全体が9割減っている訳ではないです。)

 

まず、2019.3月末決算(不正発覚前)をみてみると、保険契約収入のうち、新規契約の収入が占める割合は約7.5%です。(3,513/46,771=7.51%)

ですので、この割合が変わらないとすると、今回のニュースであった、「新規の保険契約が9割減」というのは、全体の保険料収入でみると、約6.8%減という事になります。

 

こう考えると、このニュースが会社を揺るがすものであるかというと、そうでもなさそうです。

 

逆に言うと、だからこそ「新規の営業はしません!」と言うことができたのかもしれません。ほとんどの保険料収入は既存顧客の保険料なのですから。

 

ですから、問題は保険料収入の9割以上を占めている「既存契約」です。

この一連の不正問題で、既存契約を解約する人はかなりいるかと思われますので、この「既存契約」が減ってくるとかなり影響が出てくるのではないかと思います。

 

かんぽ生命の不正問題で保険販売9割減!郵便局員の給料への影響は?

では、我々の給料がどうなるのかについて、考えてみたいと思います。

郵便局員の給料がどうなるか予想
・既存契約がいかに減らないかにかかっている。
・個人的には、給料(特にボーナス)は減らされると予想

郵便局員の給料は大丈夫?

まずは、郵便局社員が所属する日本郵便の損益計算書を見てみます。

郵便局員がかんぽを売ってかんぽ生命からもらえるお金が、赤枠で囲った「生命保険代理業務手数料」(74,262億円)です。

 

そして、出て行く人件費、我々のお給料は「販売管理費」(61,148億円)です(緑枠)

最後に、この期に退職金など払うべきものを全て払った残りのお金(四半期包括利益)は、28,992億円です(青枠)。

 

つまり、最後に残っているお金よりも、かんぽ生命からもらっている手数料の方が多い訳ですから、かんぽ生命からの手数料がなくなると郵便局は赤字になります。

正確には、この計算だと期末に残っている28,992億円分(約39%)の手数料が減少すると赤字になります。

 

という訳で、私の感想としてはこの手数料「39%減」、十分あり得るんじゃな以下と思っています。理由は下記2点です。

1計算に使った決算が不正発覚前のもの
2ニュースにもあるように、不正発覚後、契約が激減

 

ということで、このまま行くと赤字になるかもですが、
おそらく、今の株価の状況で赤字をぬけぬけと赤字を出しはしないでしょう。なんとか黒字に持っていくはずです。

そう、郵便局員の給料を削ったとしてもです。

 

郵便 太郎
郵便 太郎

あれ、目が曇って・・・・

 

余談ですが、日本郵便はかんぽ生命の販売を受託しているはずで、基本的には商品開発をしていないはずなのですが、「営業原価」がめちゃくちゃかかっているのが気になります。本社のお偉いさんの給料なのでしょうか・・・

 

郵便局員の給料補填について

今回のニュースに関連して、以前このようなニュースがありました。

時事ドットコム

内容をまとめると

郵便局員の給料補填
・補填対象は金融関係社員1万6千人
・金額は基本給の12%

 

つまり、保険営業の手当で生活していた人は、新規営業をしなくなるから当然給料が減ってしまいます。

なので、会社が補填しますよ、という内容です。

 

補填される社員の基本給の平均を18万円とすると、補填額は
180,000(基本給)×12%×16,000(補填人数)=3億4,560万円です。

 

さきほど、会社としては新規の保険営業をしないので、収入が減るという話をしましたが、今度は社員の給料という支出が増えます。

 

かんぽ生命からの手数料(収入)→減少
金融社員の給与補填(支出)→増加

 

ということで、経営的にはかなり厳しいはずです。

ここでも、やはり「既存の生命保険契約をいかに減らさないか」というのが会社としての生命線になってきそうですね。

 

郵便 太郎
郵便 太郎

そうは思えない会社の初動でしたね。

 

という訳で、これをみても近い将来給与のカット、

とくに基本給は補填までしているのでカットすると意味ないですから、おそらくボーナスがカットされるのではないかと予想しています。

 

「かんぽ生命の不正問題で保険販売9割減」給料が減る前にどうすればいいか

これまで述べてきたように、郵便局員は年収が減ってしまう可能性がある、という悲しい現実が明らかになってきました。

しかし、嘆いていてもしかたないので対策を考えていきましょう。

この場合とれる対策は以下2点です。

①節約する(支出を減らす)
②投資する(収入を増やす)

このへんは過去の記事で、説明しているので、簡単に説明していきます。

 

郵便局員は給料が減る前に節約しよう

まず、何度も言っているように支出を減らす事が大事です。

・社宅に入る
・格安simにする
・飲みにいかない

上記の点を意識して、収入が減っても生きていくチカラを身につけていく事が必要です。

 

投資しておく

これは、以下の点を意識して収入を増やしていく事を指します。

・自己投資(勉強して市場価値を高める)
・転職(給与の高い業界へ)
・副業(時給制ではなくスキルの上がるもの)

とくに、自己投資はその他のん収入を上げる方法(転職や副業)に繋がってきますので、必ずしておく事をお勧めします。

 

【不正問題】かんぽ生命の保険販売が9割減る?:まとめ

なかなか難しい問題ですが、しっかり備えて対策をする事が重要です。

この記事が言いたいこと
・「新規契約」が計画から9割売れていない
・が、もともと既存契約の収入が9割以上を占めている
・すぐにどうこうなる話ではない
・とはいえ、既存顧客が減ってきたら厳しい
・個人的には、ボーナスがカットされると予想
・見越して対策をしておく事が重要

ぜひ、郵便局員みんなで、自分のためにできる事を全力でやりましょう。

 

郵便 太郎
郵便 太郎

読んで頂き、ありがとうございました!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました