こんにちは。
薄給で足掻く郵便局員の郵便太郎です。

みなさん、寒い中業務お疲れ様です。
さて、今回は、郵便局員が絶対に活用すべき「社宅」について、書いていこうと思います。
※なお、先に申し上げておきますと、私自身は現在社宅に入居していません。
また、社宅の規定などは地域ごとにも違うと思いますので、参考程度としていただけたら嬉しいです。
毎月の支出の中で、家賃ってとても割合が大きいですよね!
ここを改善できれば、一発で人生を変えるほどのインパクトがあるので、ぜひ参考にしてください。
社宅は最強の福利厚生である
そもそも、「社宅に入る」ということに対し、みなさんどんなイメージを持っているでしょうか。
・設備、建物が古い
・周りが社員なので気を遣う
・場所がよくない
など、意見は様々あると思います。
実際、これらのデメリットも的を射ているとは思いますが、逆に、経済面ではどれぐらいのインパクトがあるのか、数値で把握している人は少ないのではないでしょうか。
以下で、どれぐらいの恩恵があるのか検証してみます。
社宅による節約額のシミュレーション
それでは、以下の2パターンの例を元に、具体的な数字でシミュレーションをしてみます。
あくまで例ですが、大まかな数字のつかみとして、参考にしてみてください。
①独身(30才)、毎月家賃6万円、社宅家賃1万円
②既婚(30才)子なし、毎月家賃10万円、社宅家賃1万5千円
①独身(30才)、毎月家賃6万円の場合
まずは独身の場合からです。
シミュレーション結果は以下の通りです。
浮いた分を貯金:2,090万円
浮いた分を投資:4,500万円以上
具体的な計算は以下の通りです。
現在の家賃が6万円として、社宅に入ると、家賃は1万円ですから、毎月の節約額は5万円になります。

当たり前ですが、毎月5万円収入をあげようと思ったらかなり厳しいですよね!
また、一人暮らしなので、引っ越しや大気費用など初期費用を多めに10万円とみても、2ヶ月で元が取れます。
定年65才までに浮く金額は、
【節約額】
5(万円/月)×12ヶ月×35(年)ー10(万円:初期費用)=2,090万円
軽く2,000万円を超えています。老後資金問題は社宅に入れば一発解決できることがわかります。
また、この浮いた金額は、元々は家賃として支払っていた金額ですから、余剰(なかったお金)です。よって、その分を全額投資に回しても、生活はできるはずです。

最低限の貯金がない人は、まず貯金です。
さて、これを長期の運用で平均5%で運用したとしましょう。その場合の結果は、
税金を20%としても、
いかがでしょうか。
上記の経済的効果と、冒頭で書いたデメリットを冷静に比較して、「社宅に入るべきか、賃貸に住むべきか」を考えるのが良いと思います。
【世帯編】社宅入居を有利にするポイント2つ
さて、ここからは、私が知り得た周囲の情報を元に、世帯向け社宅への入居が有利になるポイントを書いていきます。
※冒頭でも書きましたが、地域ごとに異なるので参考程度でお願いします。
※また、コネとか裏口ではありませんので、期待された方は申し訳ありません。昔はそういったこともあったようですが、今平等に先着順のようです。
私がお伝えするポイント(世帯向け)は以下3つです。
①社宅の一覧を入手する
②事象が発生する前に申請する
③申請した時、空いている社宅を聞くこと
①社宅の一覧を入手する
まずは、地域にどんな社宅があるのかを知ることから始まります。
社宅は単身用、世帯用など、入れる家族形態が決まっているので、自分がどこに当てはまるか、またその当てはまる社宅がどこに何部屋あるのかを把握しましょう。
具体的には、
・先輩、上司に聞く
・総務にきく
・社宅センターに問い合わせる
の方法がありますが、先輩や上司も全ての社宅を把握しているわけではないので、できれば総務や社宅センターに聞いた方が良いでしょう。
総務から社宅リスト、社宅センターにリストに変更がないか確認できればなお良しです。
※社宅センターの番号は、ネットで出てきます。
②事象が発生する前に申請する
次に、申請をするタイミングです。実はこれが一番重要なテクニックがこれです。
「今独身で、結婚予定(間近)」もしくは「既婚で、子供が出生予定」の局員が対象のテクニックなので、多少対象範囲が狭いですが、実はかなり有効な手段です。
どういうことかというと、普通、「世帯社宅は、既婚者しか申請できない」と考えてしまいがちですが、実はそうではないんです。
例えば、子供なし世帯用社宅の場合、
なので、立地が良く、人気の世帯用社宅に入りたい場合は、入籍の目処がたった時点で、申請してしまえば良いのです。

入籍してから順番待ちするより、早く順番待ちに参加できるということか。。。
もちろん、各郵便局の総務や社宅の担当者にもよると思いますが、人気の社宅に入りたい場合は、かなり有効な手段です。
子供あり社宅へ入居したい場合も同様です。
また、周囲の経験者に調査してみたところ、目安としては半年程度ではないかとのこと。社宅の入居待ち期間が半年縮まると思うと、かなり大きいです。
③申請した時、待っている人数を聞くこと
次に、対象の社宅の選び方ですが、なんとなく自分でエリアの目星をつけたら、その辺りで空いている社宅をピックアップし、社宅の担当者に現在の待ち状況を聞いてしまいます。
立地や設備が似ている社宅があったら、当然早く入れる社宅の方がいいですよね。
なので、
聞いてしまいます。これにより、目星をつけている社宅の待ち状況が大まかにわかります。

適当に申請すると、「すぐ近くの似た社宅空いてるのに、申請してない・・・申請しとけば今頃・・・」ということになります。
そして、待ち状況がわかった社宅の中から、②で書いた事象の発生(入籍)などのタイミングを見計らって、ちょうど良い社宅に申請します。
ここで、②によりフライングで申請していることが効いてきます。どうせ余裕があるので、多少待ち人数がいても、待つことができるのです。
これで、独身で結婚予定の場合、結婚した時期にすぐに世帯用社宅に入ることができます。
社宅の注意点
さて、これまで社宅に入ることによる経済的効果と、有利にするポイントについて書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
具体的には、以下の通りです。
①とにかく古い
②周りが社員だらけ
それぞれ説明していきます。
①とにかく古い
最大にして最悪のデメリットが、「古い」です。
これは私の住んでいる地域の社宅だけかもしれませんが、知り合いに見せてもらった社宅の写真が。。。。。

ザ・昭和初期!!!
建物はもちろんのこと、トイレ、お風呂、玄関、何から何まで古いです。
正直、そこまで古いなら、最初に書いた節約額を考えても賃貸でいいかも・・・・と一瞬思ってしまいましたw
ですが、やはり経済的自由を目指す身としては、家賃の節約は必須事項!ということで、なんとかする方法を考えています。
個人的には、賃貸でできるDIYを施すしかないかなと考えています。
ぜひ、社宅リフォームをされている方がいたらコメントいただければ幸いです。
②周りが社員だらけ
これは人によるかもしれませんが、先輩に聞いてみると、ストレスになる人もいるようです。
また、社宅によってはイベントなども存在するのだとか。(社宅によります)
やはり、家というのは仕事から解放される場ですから、そこに会社の社員がいるということは、ストレスになるのかもしれません。
とはいえ、家から出なければ全く問題ないですし、そこそこにコミュニケーションを取れば良いだけですから、私個人としては、①の古さの方が問題としては大きいのではないかと思います。
まとめ
今回は、郵便局員の社宅について書いてきました。
社宅を活用できるかどうかで、資産額にはかなり差が出てきます。
自分が得れた情報に基づいているので、役立つ範囲が限られているかもしれませんが、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
こんにちは、
いつもブログ楽しみにしております。
自分も新卒のときに社宅に入っていましたがとにかく古い物件でブログにあるイメージの写真と似たようなところでしたよ〜
しかし、家賃は4000円でしたが、笑
以前、同期の首都圏勤務の子の社宅にお邪魔させてもらったときには、マンションみたいで綺麗なところでしたので地域差があるとは思いますが家賃が安いのはありがたいですよね!
もし、今後社宅に入居するようでしたら
家賃含め公開してもらえたら嬉しいです(^^)
コメントありがとうございます!
やはり、社宅古いですよね^^;
安いのもそうですが…
社宅に入ったら公開できる範囲で発信していきます^ ^
楽しくブログ拝見させてもらってます!現役配達員です
3年独身寮に住んでましたが社員同士の付き合い等もなく家賃は1万円未満で快適でした
私の地域では数年前に一斉にリノベーションが行われ新築みたいだったので社宅は本当にオススメです
また私のエリアでは独身寮は35歳までの入居とのことでした
コメントありがとうございます!
リノベ済み社宅、本当に羨ましいです!!
社宅情報もありがとうございます!
これからも情報交換、よろしくお願いしますm(__)m