【投資と節約】「投資元本」と「解約金」「損益分岐」は本質的に同じ。合理的に選択する方法

投資
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こんにちは。

薄給底辺郵便局員の郵便太郎です。

郵便 太郎
郵便 太郎

今日も元気に薄給ですwwwww

 

最近は驚くほどたくさんの方にブログを読んでいただき、大変ありがたいです。

せっかく時間を費やして読んでくださる方のためにも、ためになる記事を書いていきたいと思います。

郵便局にとっての繁忙期が終わり、さらには年度も変わろうとしています。今年度は我々にとってかなり大変な年でしたが、来年度も自分たちにできることを淡々と継続していきましょう。

さて、今回は、「投資元本」と、日常における「解約金」について、書いていきます。

最近、郵政福祉に関する解約についてよく質問をいただきますので、そちらにも関係する内容となっております。

結論から言うと、

 

・投資元本と解約金は本質的に同じ
・解約するかどうかは、それによる節約額をリターンに当てはめればいい

 

 

となります。

ぜひ最後まで読んでいただき、感想などいただけたら嬉しいです。

「投資元本」と「解約金」について

まずは、私がそれぞれをどのように捉えているのかを説明していきます。

投資の元本については以下の通りです。

投資元本の考え方

投資元本は、投資の元手のことなので、お金を増やそうとして支出する、必要経費のようなものです。

当然、増えることを目的として支出するので、その元本に見合ったリターンを得られるかが投資判断の基準になります。

つまり、利回りをみるわけです。

郵便 太郎
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初歩的な内容かもしれませんね。

例えば不動産投資の場合、300万円をかけて物件を購入し、家賃が5万円の場合、利回りは

(5万円/月)×12ヶ月÷300万円=20%

となり、利回りは20%です。

年間で60万円の収入があるので、投資した300万円を回収するには、5年かかる計算になります。

このように、投資をするときは、利回り(リターン)を最初に計算し、低すぎないかということを考えます。

 

今回の例では、300万円をかけて、5年で回収では遅いかどうか
→リターンが低ければ(物件が高ければ)
物件を諦めるか、価格交渉するなど

 

 

ということです。

 

株式投資でも同じで、100万円を投資して、年率6%で成長するのであれば、下落するリスクを加味して

 

100万円に対して6万円のリターンが高いか、低いかが判断基準ということになります。
リターンが低ければ(株価が高ければ)、購入を諦めるか価格が下がるのを待つ、など

となります。おそらく何かしらの投資をしたことがある人は、このようなことを考えて投資をしているはずなので、ここまではスムーズに理解できるかと思います。

解約金の考え方

次に、解約金についての考え方です。

例をみていきましょう。

私が節約としてよく挙げている、「格安SIM」を例にとってみましょう。

毎月8,000円のキャリア回線を使用している人が、格安SIMに変更して携帯代が3,000円になるので、解約を検討しているとします。

毎月の節約額は5,000円ですが、解約金が20,000円もかかってしまいます。

さて、この人は解約をするのが正しいのでしょうか。

 

ここで重要なのは、節約額と、解約金です。

これを、先ほどの投資リターンと投資元本に当てはめてみます。

毎月の節約額(リターン)は5,000円、解約金(投資元本)は20,000円ですから、利回りは

 

5,000円/月×12÷20,000円=120%

と言うことで、とんでもなく高い利回りになります。

 

単純に計算しても、解約金分は、格安SIMに変更して4ヶ月でもとが取れ、その後はずっと節約額分の金額が浮くことになります。

つまり、重要なことは、

解約金がかかるから、変更しないでおこう

と考えるのではなく、

解約金をどれぐらいの期間で回収できる節約なのかを考えることです。

しかも、使用する期間が長ければ長いほど、節約額は積み重なっていきます。長く使うものほど、よく考えなければ差がつくと言うことがよくわかります。

 

このように考えてみると、節約も全くもって投資と同じ考え方ができるようになります。

郵便 太郎
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今回は簡単な例を挙げましたが、どんな節約も考え方は同じだと思います。

おまけ:郵政福祉の解約について

さて、最近質問をいただくことが多いので、郵政福祉の解約について、少しだけ解説してみます。

※郵政福祉を解約したほうがいいかは、個人の状況によります。ご自身の状況に照らし合わせ、各自でご判断願います。また、一般論であり解約を推奨するものではありません。

重要なことはこれまで書いたことと全く同じで、

 

解約金に対して、その後の節約(投資)で回収できるか

 

と言うことです。

例えば、35歳の人が、郵政福祉の解約により50万円を失ってしまうとします。

しかし、解約により浮いた毎月の掛け金8,000円を、定年まで投資に回すことができるとしましょう。

今回は単純に8,000円の貯金とするのではなく、その8000円を投資に回すことを考えます。

郵便 太郎
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ただの貯金なら、郵政福祉とさほど変わらないからです。

 

すると、定年までの25年間の運用益は約236万円にもなります。

このように考えると、最初に50万円を解約金として支払ったとしても、定年時まで投資に回すのであれば、解約したほうが合理的と言うことになります。
※あくまで例です。

郵政福祉の例で考えると、重要なことは「解約金がいくらか」と言うことと、「解約後に投資期間を取ることができるか」です。

 

結局、今回の例では投資によって解約金を回収しているので、解約後に投資期間が取れないのであれば、解約金をとか返すことができません。

なので、「郵政福祉を解約したほうが損か得か」は人によります。

郵便 太郎
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冷静に計算してみることが大事ですね。

まとめ

今回書いた内容は、格安SIMであれ、引越しであれ、投資であれ、なんであれ同じです。

例えば水筒を購入するにも、毎月ペットボトルで購入していた分を、どれぐらいで回収できるか、と言うことを考えることになります。

このように節約の考え方は、投資と非常に共通していると考えています。

 

みなさんがしている節約なども、ぜひコメントで教えていただけたら嬉しいです。

そして、郵便局で働かれているみなさん、ぜひ、一緒に少しでも豊かになっていけたらと願っています。

郵便 太郎
郵便 太郎

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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