こんにちは!郵便太郎です!
このブログの記事にしたい事はたくさんあるのですが、なかなか更新が追いつかないですね。

会社さぼればいくらでも・・・・
それはさておき、今回は、「初心者が投資信託を積立投資するときの注意点」について説明します。
「【図解】初心者におすすめの積立投資ってなに?郵便局員が解説」の続きになりますので、まだ読まれてない方はぜひ読んで頂けますと幸いです。
・投資信託の手数料に注意
・暴落した時に焦って売らない
・自己資金を残しておく
・投資信託の積立の注意点を知りたい人
・郵便局員
投資信託は、初心者にとって積立投資で運用すると、リスクの低い投資法になりやすいです。
ただ、その中でも注意点があり、そこを見逃してしまうとせっかくの運用が台無しになる可能性があります。

しっかりと注意点を学んで運用していきましょう。
初心者が積立投資をするのに投資信託はおすすめ
まずは投資信託の積立が初心者におすすめな理由を説明していきます。
・張り付かなくていい
それぞれ説明していきます。
投資信託の積立が初心者におすすめな理由①:分散しまくり
まず、積立投資とは何か?という方は、冒頭でも述べた通り、「初心者にお勧めの積立投資ってなに?仕組みを説明」を参考にして頂ければと思います。
簡単に言うと、積立投資は、投資対象の価値が上がっても下がっても一定額を投資し続ける投資法です。
また、毎月一定額を購入し続ける事で、購入時期(購入値段)を分散させ、売るときの値段より高く買ってしまう(=損失)を避ける事ができます。
これに対し、投資信託は、銘柄(投資先)を分散しておりますので、投資先が偏るリスクを避ける事ができます。
これらを掛け合わせて投資信託を積立投資する事で、
となるわけです。
ちなみに、「投資信託ってなに?」という方は是非「投資信託ってなに?仕組みを説明」の記事を参考にして下さい。

投資信託の積立はダブル分散ってことですね!
投資信託の積立投資が初心者にお勧めの理由②:張り付かなくていい
次に投資信託の積立投資が初心者にお勧めの理由は、「張り付かなくていい」ことです。
個別の株などの投資ですと、株式市場が開いている時間は常にやり取りがされ、価格が動きます。
ですので、自分のお金を投入する時、
「いつ買えばいいんだ・・・」
「買った後に下がったらどうしよう・・・」
「最安値で買うんだい!!」
など、買う前からかなり精神をすり減らします。
そして購入した後も、常に価格の変動が気になり、仕事どころではなくなります。
実際に初心者が精神をすり減らす様子は「【体験談】勝っても地獄?初心者が個別株に手を出すとどうなるか解説」で味わうことができます。笑
ですので、個別株の投資などは初心者には非常にメンタルの負荷が大きいです。
それに対し、投資信託の積立投資ですと、購入は月1回の自動ですし、価格も1日に1回更新されるだけなので、自然と張り付かなくなります。
ですので、メンタルの負荷で言うと、投資信託の積立は個別株投資の100分の1くらいです。

もっと負荷が小さいかもしれません・・・
これらを見ても、投資の初心者、とくに時間がないサラリーマンなどは投資信託の積立投資と相性がいい事がわかると思います。
つぎに、投資信託を積立投資するときの注意点について説明していきます。
初心者が投資信託を積立て投資するときの注意点
・暴落時に焦って売らない
・自己資金(現金)の確保
です。それぞれ説明していきます。
投資信託を積立投資するときの注意点①:手数料
まず投資信託の積立投資で注意して頂きたいのは手数料です。
これも、投資信託の説明記事で述べましたが、投資信託の手数料の差は本当にばかになりません。
たとえば、投資信託を
月2万円×10年間積立投資した場合、積立金額の合計は240万円になります。
ここで、投資信託の手数料の差が2%だとすると、その差額は4万8000円になります。
2ヶ月分の積立金額以上のお金を、何もしてくれない証券会社に持っていかれるのです。
なので、投資初心者の方は投資信託の手数料を何度も確認して下さい。
個人的な見解ですと、1%を超えてくるものはぼったくりだと考えています。

ゆうちょ銀行の投資信託はほぼすべて・・・
投資信託を積立投資するときの注意点②:暴落時に焦って売らない
次に投資初心者の方に気をつけて頂きたいのは、暴落時に焦って売らない!ということです。
「初心者にお勧めの積立投資ってなに?仕組みを説明」でも述べていますが、積立投資をしていれば、価値が投資開始時の半額になっていても利益が出る可能性は十分にあります。
実際、私が主な投資対象としている米国株のインデックス(平均)指数の「S&P500」は、リーマンショック時(2009年頃)、半分以下にまで暴落しています。

1000万円投資してたら500万円に・・・・
でも皆さんはもう積立投資について勉強しているので、暴落も怖くないはずです!
リーマンショックで暴落した米国株だって、その後急激に復活しており、底値から約2年後(2011年頃)には暴落前の値段に戻っていますから、積立投資をしていれば底値の1年後(2010年頃)にはプラスになっていたでしょう。
と、言葉では簡単に言いつつも、初心者が一番やってしまいがちなのは、「暴落した時にパニクって売ってしまう」ことです。
暴落したときは怖がらず、「安くたくさん買う」チャンスだと捕らえて、ぜひ積立投資を継続しましょう。

暴落はこわいです。
投資信託を積立投資するときの注意点③:自己資金を用意しておく
次に投資初心者の方が気をつけてほしいのは、「自己資金(現金)を確保しておく」ということです。
わかりやすく言うと、
上で説明したように、投資初心者の方が一番やってはいけないのが「暴落時に焦って売る」ことです。
なぜなら、暴落時は、「安く大量に買うチャンス」だからです。
ではどうすれば暴落時に慌てて売らずにすむのでしょうか?
それは、生活に困らない現金を用意しておく事です。
現金は、ゲームで言うライフポイントみたいなもので、あればあるだけ安心感が得られます。
現金がないと、少し損失が出ただけで焦ってしまい、(ここから安く大量に買えるのに)売ってしまう可能性があります。
また、日常の中で少し現金が必要になった時に、投資信託しか持っていないと、それを売って現金化するしかありません。
それがちょうど一番価値が下がっているときだとしたら、もったいないですよね。
その投資信託はこれからお金を稼いでくれる予定なのですから。
そういった事が起きないためにも、日常生活で困らないだけの現金、とりあえずは月給分だけでもいいので用意しておく事をおすすめします。
初心者が投資信託を積立投資をするときの注意点:まとめ
前回に引き続き、多少専門的な内容かもしれませんが、読んで頂き、ありがとうございました。
・投資信託の手数料に注意
・暴落した時に焦って売らない
・自己資金を残しておく
投資信託の積立投資は、市場に張り付く事が難しく、大きなリスクをとる事ができないサラリーマンには比較的向いている手法です。
投資の特徴を正しく認識し、賢く資産を殖やしていきましょう!

読んで頂き、ありがとうございました。
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