こんにちは。郵便太郎です。
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それはさておき、今回は、「投資信託ってなに?」という事について、投資初心者が初心者目線で簡単に説明します。
ざくっと内容をまとめます。
・個別株よりは安定だがリターンも低い
・選ぶときは「手数料」「毎月分配型」に注意
・銀行系の投資信託に注意
・投資信託って何か全く分からない人
・どうやって選べばいいか分からない人
・独学で本を30冊くらい読んで学び、株式投資を開始
・これまでの利益は13万円(笑)
ちなみに、この記事の内容は前回の「株ってなに?初心者もわかる株の仕組み」という記事を読んで頂いた方が理解しやすいので、是非参考にして下さい。
初心者でも分かる!株式投資の仕組みとは?
では早速、「投資信託とはなにか?」ということについて説明します。
冒頭でも述べましたが、以前、「株って何?」ということで、こちらの記事で説明しました。
この中で、株式市場をスーパーだとすると、トマトや豚肉、牛乳など、個別株はその中の商品1つ1つに該当する、というお話をしました。
これに対し、投資信託は「詰め合わせパック」になります。
「カレー用詰め合わせパック」にジャガイモや人参、タマネギなど様々な材料が入っているのと同様に、投資信託には様々な銘柄の株が少しずつ入っています。
そして、「カレー用」、「焼肉用」など、スーパーに様々なセットが売られているように、投資信託も「工業株」「不動産」「日経(日本の代表株)平均連動」「世界経済連動」など、さまざまな商品があります。
初心者もわかる投資信託のメリット、デメリット
ここで、投資信託のメリット、デメリットについて説明します。
楽天はポイントも使える
デメリット:爆発的には増えない、手数料がかかる
投資信託のメリット
リスクとリターンの関係で以前説明したように、大きなリターンを得ようとすれば大きなリスクがあります。
投資信託は「詰め合わせパック」というように、リスクは個別株に比べ少なく、当然その分のリターンも少なくなります。
また、これは楽天だけですが、楽天ポイントで投資が可能です。非常に投資開始のハードルが低くなるので、初心者に優しいです。
ちなみに楽天カードを作っていない方は、登録するだけで5000円分のポイントがもらえますので、オススメです。
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは、手数料がかかる事です。
初心者はこの手数料を見落としがちなのですが、とくに積立投資では大きな差になりますので、是非注目すべきポイントです。
投資信託の手数料については以下で詳しく説明します。
初心者が投資信託で失敗する仕組み
投資信託購入時の注意点は主に3つです。
②手数料に注意
③「毎月分配型」に注意
それぞれ詳しく説明していきます。
「アクティブファンド」に注意
投資信託には、大きく分けて次の2種類があります。
アクティブファンド:積極的に入替え
インデックスファンドは、簡単に言うと「全体平均に連動」する投資信託です。例えば日本経済の代表的な指標である「日経平均」に連動したものや、全米の代表的な会社の平均である「S&P500」に連動した投資信託などがそれにあたります。
これらは、連動している数字(日経平均に連動していれば日経平均)が下がると投資信託も下がり、上がれば投資信託も上がります。
これに対し、アクティブファンドというのは、ファンドマネージャーというお偉いさんが、一生懸命考えて、「詰め合わせパック」の中身を入れ替えている投資信託です。
これだけ聞くと、アクティブファンドってなんだかすごそうですよね?
でも実は、ほとんどのアクティブファンドは、平均に連動しているだけのインデックスファンドに投資実績で負けているのです。

プロの人たちが一生懸命考えても、投資の世界は簡単には行かないという事ですね。
投資初心者はこの事実をよく理解した上で、インデックスファンドから投資を始めるのが無難だと思います。
投資信託の「手数料」に注意
投資信託は、購入時や年間の運営(持っているだけ)に手数料がかかります。
この手数料がかなりクセモノで、窓口のある銀行などは売っている投資信託は、窓口で得られなくなった利益を思いっきりここに乗っけてきています。
実際の例を見てみましょう。
こちらは、楽天証券の「全米株式 インデックス・ファンド」の目論書(説明書)ですが、年間の手数料は年間約0.16%です。(右下)
これに対し、こちらは某銀行の米国株の投資信託の手数料ですが、何と2.7%です。(赤枠)
約1.5倍以上ですね。
実際に購入した場合で比較してみると、
1000万円を運用した場合、楽天証券では手数料は1万6千円です。
これに対し、某銀行の場合は27万円を年間手数料として支払う事になります。
つまり、最低でも手数料の2.7%の利益を出し続けないと、元本割れになってしまいます。
手数料の重要性をわかって頂けたでしょうか?
「毎月分配形」に注意
投資信託は、株と同じく分配金が出る事があります。
これは、「投資で出た利益や配当金をどうするか?」という設定で、
大きく「再投資型」と「毎月分配型」があります。
再投資型はその名の通り、「利益が出たらもう一回同じとこに投資しちゃおうぜ」というものです。
問題は「毎月分配型」で、利益が出ている場合はいいのですが、利益が出ていないときも一定額を分配するので、元金がどんどん減ってしまう可能性があるのです。
↓某銀行の「毎月分配型」投資信託の注意書きです。
難しいかもしれませんが、要はアンパンマンが自分の顔をちぎって子供にあげているようなもので、アンパンマン自体は成長しないどころか、縮んでしまうというものです。

自爆営業と同じですね
おまけ;ゆうちょ銀行の投資信託について解説
ちなみに、われらがゆうちょ銀行の投資信託はどうなのでしょうか?
こちらがゆうちょ銀行の「SMTAM NYダウインデックスオープン」という、アメリカのインデックス指数の「ダウ平均」に連動している投資信託の手数料が、
「 5百万円未満 1.728% (税抜き 1.6%)」
・・・・はい、楽天の10倍です。

おすすめできませんでした。
初心者もわかる投資信託の仕組み:オススメはあるか
ここで、私のオススメの投資信託について説明します。
結論から言うと、儲かる投資信託なんて、わかりません。笑
ただ、それでも微力ながら私が購入している投資信託を説明する事はできるので、そちらを説明すると、
・eMaxis slim 米国株インデックス
・楽天世界経済インデックスファンド
・手数料が安い
・再投資型
・世界経済が暴落とかしたらみんな資産ない
※もちろんこれらが儲かるは私もわかりません。
ここまで読んで頂いた方はわかると思いますが、めちゃくちゃ基本に忠実です。
ちなみに。全米株式の代表的な指数であるS&P500ですが、チャートは以下のようになっており、長期的には右肩上がりで成長しています。
安定性があるとはいえ、成長しなくては資産も増えていかないので、全米インデックス系の投資信託は間違った選択ではないかと思います。
初心者もわかる投資信託の仕組み:まとめ
今回のまとめは、以下の通りです。
・個別株よりは安定だがリターンも低い
・選ぶときは「手数料」「毎月分配型」に注意
・銀行系の投資信託に注意
この記事にでてきた内容をチェックしておくだけでも、ぼったくりの投資信託は避ける事ができると思います。
是非みなさんの参考になれば幸いです。

読んでいただき、ありがとうございました!
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