こんにちは!郵便太郎です。
最近はブログの更新をサボり気味で、なかなか更新できませんでした。
それはさておき、今回も読了した本について、紹介していきます。
今回は、ホリエモンの「金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)」という本です。

タイトル長いですね
ちなみに、表紙の可愛いイラストは「【100冊読書マラソン】『この世でいちばん大事な「カネ」の話(西原理恵子)』概要と感想」で紹介した、西原理恵子さんのイラストです。
で、内容ですが、結論から言うと、正直この本はハズレに近いです。
と言うのも、内容がありきたりで、、、堀江マインドを得るには向いていないからです。
鬼才堀江貴文のマインドを学ぶのであれば、以下の本の方が100倍おすすめです。
これらの本は、サラリーマンの凝り固まった考え方をぶっ壊してくれる、最高にエキサイティングな本でした。
というわけで、具体的に『金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)」は、どのような内容がはずれ本だったのか、説明していきます。
『金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)』概要
まず、「金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)」の構成は、大きく分けて以下の2つにわかれています。
②メルマガ読者からの質問コーナー
それぞれについて、概要を説明していきます。
『金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)』内容①
①の、「ホリエモンが収監中に思いついた事業のアイディア」については、塀の中で考えたものになるので、アイディア自体は面白いものの、情報が限られている状況のためか、具体性に欠けています。
例えば、本の中で
「医師がスマートフォンで商船を出せるようなサービス」
を提案しているのですが、このアイディア自体は面白いものの、これだけではただの思いつきですよね。
あとは、
「合コンに特化したSNSサービス」
を提案していますが、これはもうすでにありますよね。
ホリエモンが収監されていた2013年ごろにはなかったかもしれませんが・・・・
どちらにしても、他の人でも思いつくようなアイディアであることは確かですね。
これらを見ても、内容自体には真新しいものがなさそうなのがわかるかと思います。
ただ、これらを「思いつく」ことよりも、「実行できる」ことにホリエモンのすごさがあるのかもしれません。
とにかく、「タイトル」の内容の大部分をしめる、「①ホリエモンアイディアコーナー」については、斬新さでいうとさほど目を引くものではありません。
『金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)』内容②
②の「読者の質問コーナー」については、読者がホリエモンに送ってきた質問を、ホリエモンが切りまくる、というもので、悩み相談に近い内容です。
これを塀の中でやってたのかと思うと、「やっぱホリエモンすげえな」となるわけですが、内容自体はそこらの人生相談と変わりません。
例えば、以下のような質問が記載されています。
・不動産投資を始めようとしているのですが、どうでしょうか。
・こういうビジネスを思いついたのですが、どうでしょうか。
こんな感じです。
こういった質問に対して、ホリエモンが真面目に?返答しています。
ちなみに、一つ目の質問についてのホリエモンの返信は
「変なことやれ!」
でした。笑
確かに、サラリーマンって、給料が高い割に倍率が高いので、需要がすくないんですよね。
なので、サラリーマンでお金持ちになろうとしたら、自分の力で食べていく(ビジネスができる)必要があると思うので、真理ではありますが・・・
とにかく、こういった質問が延々と列挙されていて、確かにホリエモンの思考法を学ぶことはできる側面はありますが、とはいえ、質問自体がありきたりなので、返ってくるものもありきたり、といった感じです。
というわけで、①「ホリエモンアイディアコーナ」も、②「ホリエモン質問コーナー」も、ホリエモンの思考法を学ぶには今ひとつ、というのが私の正直な感想でした。
しかしながら、全く学ぶ部分がないというわけではなく、勉強になる部分ももちろんあります。
その点について、以下で説明していきます。
『金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)』ポイントは?
本書の中でも、最も役に立ったな、と感じるのは、ホリエモンの「お金はツール」という考え方です。
これは、以前紹介した「【100冊読書マラソン】『お金はいつも正しい』(堀江貴文)の感想と概要」でも紹介しているのですが、お金は単なるツールであり、やりたいことを実現する手助けをするだけのもの、という考え方です。
この内容については、下の参考記事で解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
ホリエモン曰く、お金のことを考えて、ただ「お金持ちになりたい」という人が多すぎるというのです。
まさに、「金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?」ですよね。
そうではなく、自分が本当にやりたいこと、例えば、旅行に行くとか、好きなものを食べるとか、そういった「やりたいこと」を実現するために、お金というツールはある。
この考え方は、とても重要です。
ただお金を稼ぐことが目的になってしまっている人は、この考え方を思い出すために、ぜひ本書を読んでみてください。
その他のオススメの堀江貴文の本を紹介
これまで、本書で学べるポイントをについて説明してきましたが、この、お金についてのホリエモンの考え方は、他のホリエモンの本でも書いている内容でもありますので、そちらを併せて読むことで、より理解が深まります。
というわけで、私がこれまで読んだホリエモンのおすすめ本を紹介していきます。
1『ゼロ』
ホリエモンの本として、圧倒的におすすめなのは、この「ゼロ」です。
ホリエモンが収監を経験して、まさしくゼロベースでこれまでの人生を語っている本で、「堀江マインドが形成されるまで」の過程を学ぶことができるとても貴重な本です。
今の状況から抜け出したい人は、ぜひ読んでおくべき本です。
2『お金はいつも正しい』
ホリエモンのお金に対する考え方が凝縮された一冊。
漫画も入っていてとても読みやすく、ホリエモンが考える「お金=信用」という考え方がよくわかる本です。
詳しい内容が知りたい方は、「リンク」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
3『情報だけ武器にしろ』
ホリエモンの「情報」に対する考え方と処理の仕方が凝縮された本。
なぜ将来がわかるのか?儲かるビジネスがわかるのか?
全ては情報をうまく利用できるかにかかっている、という
なんともホリエモンらしい本です。
「自分って情弱だな」と思う方は、ぜひ読んでみてください。
「金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)」まとめ
これまで、「金持ちになる方法はあるけれど、お金持ちになってキミはどうするの?(堀江貴文)」」の内容について説明してきましたが、私の評価はやはり「微妙」です
上でも述べたように、一部参考になる内容も含まれているものの、大枠としてはあまり斬新な内容がなかったように思います。
ただ、ポイントでも述べたように、お金持ちになるのは、あくまで何かやりたいことをやるため、です。
「お金持ちになりたい」という考えが頭から離れない人は、「なんでお金持ちになりたいのか?」を考えるために、本書を読んでみることをおすすめします。

読んでいただき、ありがとうございました。
コメント